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2011年11月2日水曜日

『ラポールと身体知-他者と自分の心を知るためのワークショップ』に参加した


カウンセラー・催眠療法士の高石氏が開催するワークショップに参加した。



催眠術については以前から「他人を自分の思い通りに動かせるなんて楽しそうじゃん」という俗っぽい興味があって、

催眠術の本(林 貞年とか、苫米地英人とか)をいくつか読んでみたが、意味が分からないというか、これ使えるの?という印象だった。

たぶん、催眠術っていうものがどういうものなのか、定義めいたものが自分の中ではっきりしていなかったからなのかもしれない。




いくつかの本で、共通して示されていた点。

催眠術をかける時にまず必要なのは「相手と自分との間にラポール=信頼を築くこと」だそうだ。

「ラポールの築き方」とかなんとかいう項目があったような気がするが、

文章で読んだだけでは分からないなこりゃ、と思った覚えがあった。



「ラポール」というキーワードに引っ張られて、「もしかしたらこのワークショップで体験することで、何か分かるかもしれない」と思って参加したのかもしれない。



高石さんは、ナンパ、スカウト→カウンセラー、催眠療法士というお方。

もともとはうつ病やパニック障害を患っていた事もあるらしい。

長い間悩みの種だったそれらの病が、あるカウンセラーとの出会いで快方に向かったその体験に感動し、カウンセラーの道を歩みはじめたのだそうだ。

その他は↓で分かる。はず。
サイト「hthypno

ナンパで催眠で~と聞くと、ギラギラしたものを想像するかもしれないが、高石さんにはそういう「すれた」感じが全くない。

なんとも自然体で、どこにも力を入れないというか。そして、にじみ出る知性を感じさせる。

深い意味で相手に合わせたコミュニケーションを心がけている、そんな印象をもった。


参加して思ったことは、
「相手と自分への思いやり」
ということ。

ワークの中では、催眠術のエッセンス・テクニックや高石さんのナンパ・スカウトの体験を踏まえながら、「思いやり」について話されていたように感じた。

とても当たり前のようにも思える「相手への思いやり」を、時にはおろそかにしてしまう事もある「自分への思いやり」を、どう大切にするのか。

「頭で考えるのではなく、心でとらえる」そう言った種類のワークショップだった。

「発想の転換」だった。

まだ、自分の中で昇華できていないようにも感じるが、日々の中でいつかは答えらしきものが出てくるんだろうな、とも思う。

もしくは、一生何らかの形でトライ&エラーしながら研鑽していく種類のものなのかもしれない。

人それぞれ感じ方・考え方があるので、一概には言えないが、少なくとも自分にとってはいい体験だった。

長年の「ラポール」って物事に対する疑問も解けたように思える。

機会を作り、いずれまた高石さんのワークショップに参加してみたい、そう思う。




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